residence / model room / styling & display / shop & hospital / office
Residence
それぞれのくらしを大事にした、十人十色の空間づくり
モダンアートと暮らす
都市の喧騒を背景にしながらも、静謐で洗練された住空間を構築することを目指したプロジェクト。クライアントが持つコンテンポラリーな家具やアートが、建築と共鳴しながら活きる空間をつくることが求められました。
マテリアルは、オイル塗装を施したオーク材、マットなブラック、グレイッシュなタイル。これらの素材をミニマルに構成し、単調にならないよう、陰影やテクスチャのバリエーションを重ねています。
住まい手の感性が滲む、洗練された余白のある空間に仕上げています。
新築住宅
敷地面積:274㎡ 竣工年:2022年 場所:福岡県福岡市
薫るノスタルジック
穏やかな光に包まれた、心地よい時間が流れる住まい。都市の中にありながら、どこか懐かしさを感じさせる空間を意識しました。
ベージュの壁とカーペット、アールを描くダイニングテーブルや丸みのある家具が、空間をやわらかくしています。どことなくクラシカルな雰囲気の中に、クライアントが選ばれたシャンデリアがきらめき、自然光とともに季節の移ろいが映し出されて空間に躍動感を添えたのがよかった。やさしい素材感に包まれて、日々の暮らしに穏やかな心地よさをもたらしてほしい、そう思っています。
リノベーション
敷地面積:93.12㎡ 竣工年:2023年 場所:山口県下関市
忙しない日常から少し距離を置き、自分らしくいられる場所があったなら。ここは、そんな思いを形にした住まいです。木の温もりを感じる空間に、やわらかな光が差し込む。静けさに包まれながら、心を解きほぐす。誰かと心地よい距離感でつながりながら、自分だけの時間も大切にできる。そんな暮らしを思い描きました。決まりごとはつくらず、気分や時間に合わせて好きな場所で過ごせる自由さ。広がりのあるリビングや、落ち着いた書斎の一角。それぞれの場所が、住む人の気分に寄り添いながら変化していく。思い思いの時間が静かに流れ、ささやかな幸福が積み重なっていく。派手さはなくとも、そこに確かな心地よさがある。大人が肩の力を抜いてくつろげる、そんな隠れ家のような住まいです。
新築住宅(モデルハウス)
敷地面積:300.47㎡ 竣工年:2022年 場所:福岡県福岡市
家に打ち合わせに訪れるたび、テーブルの上には旬の単行本が置かれていました。本を愛し、日々の時間を大切にする暮らしがいつも垣間見えていた気がします。壁にかかるバング&オルフセンのスピーカーから流れる音楽が、その静かな営みを包み込んでいました。この住まいは、2×4工法の制約の中で、できるだけ開放的な空間をつくりたいという思いから始まりました。固定的なレイアウトを避け、自由に過ごせる空間を目指し、ソファを置かずに一人掛けのチェアを点在させることとしました。それぞれが気分や時間帯に応じて居場所を選び、暮らしに小さな発見をもたらせるように。家族が思い思いの場所で過ごしながらも、どこかで緩やかにつながっている。そんな住まいのかたちを描きました。
リノベーション
敷地面積:82.81㎡ 竣工年:2022年 場所:福岡県福岡市
都市の中のサンクチュアリ
医療と暮らしが隣り合う、安心と静けさを両立したレジデンスです。
「日常の中の静寂と洗練」をテーマに、グレージュを基調としたトーンで統一し、時間の流れさえ緩やかに感じさせる設えを目指しました。
ソファを中心に据えたレイアウトは、家族が自然と集まり、語らいが生まれる“場”を意識。素材のコントラストではなく“質感”で奥行きを出し、控えめな照明計画が心を穏やかに整えます。
プライベート空間でありながら、客人を招く“迎賓の間”としての品格も備えた、都市生活者のためのリビングデザインです。
CG image for reference.
担当箇所:医院併用住宅 インテリアデザイン
敷地面積:587.54㎡ 竣工年:2024年 場所:福岡県福岡市
Texture Grammar
都市の中にありながら、自然を感じられる設計を追求した邸宅。
リビング・キッチン・中庭がひとつながりになることで、視線の抜けと空間の広がりを演出しています。造作キッチンは生活感を抑えたデザインに仕上げ、ダイニングと連続するようレイアウト。
マテリアルは、マーブル、木、金属の質感を調和させ、どこにいても「素材の存在」が感じられるよう設計しました。
CG image for reference.
担当箇所:モデルハウス インテリアデザイン
敷地面積:-㎡ 竣工年:2025年予定 場所:京都府京都市